ゆっくり近づくと透き通った声が聞こえる。
それも、優しくて柔らかい、とても懐かしいメロディに乗せて。




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もしも 光の世界にいたなら
僕はどうしてたんだろう?

今と変わらず笑ってられたのかな?

もしも 闇の世界にいなければ
幸せだったのだろうか?

今よりも幸せだったのかな?


未来なんて誰にもわからないけど。
僕は今を大事にしていたい。


きっとそれが。
変わることない


永久の答えだから




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『懐かしいな、それ。』


「翼。起こした?」


『いや、目が覚めただけだ。』





声をかけてもあまり驚かないことから、俺がいることに気がついてたんだろう。