100年に一度の王子様



ってあぁ!!
またそうやって、剣を振り上げるー!!


とっさに男を背にして走り出す。
どうしよう!
ここはどこ!
警察いるのかなぁ?いるのかなぁ!?
いないとやばいんだけど!!
殺されちゃうんだけど!!


しかもなんで私裸足なの?!
足いったい…。



「お嬢ちゃん!!」

「え?!あ、はい…っ?」

「これを使いなさい。」



ただの通りすがりのお爺さんが
そう言って手渡したのは、
お爺さんが現在進行形で使っていた杖。
木製。

いやごめん!それじゃあ、勝てる気がしない!
スパッといって、サクッと殺られるだけだ!