100年に一度の王子様



しかし、お爺さんは譲らない。



「ほれ!!」

「〜〜〜〜〜ッ!……ありがとうございます!」



仕方なく受け取るが、さっきのベンチを思い出し、
頼りなさが一段と増す。


なんてことをしている内に。
多少、距離が開いていたはずの男は目の前にいて。
ふと横をみたら、
お爺さんは既に遠くまで逃げていて…。
……薄情もの…っ!