眠くなってきた。
寝よう。
二度寝できなかったしな。
おやすみなさ...「わぁ、いいね!そこの席!私と変わってよ!」
早速寝ようと顔を伏せたら、突然斜め前から声が聞こえてきた。
誰だよ。
私の睡眠を邪魔する奴は...。
ここで無視ると、もっと大声出されそうだ。
仕方ない。
寝ると言って追い返そう。
顔を上げると、明るい茶髪をし、耳の上でツインテールをした女の子がいた。
うわぁ、ウザそうなタイプの子だ。
何度追い払っても聞かないタイプ。
一番面倒だ。
「あんた、誰?ていうか、この席は譲らん。」
私は、軽く睨みながら言った。
「うわぁ、そんなに嫌そうな目で見なくて良くない?私は、篠崎 美麗─シノザキミレイ─!シノかミレレンかレイって呼んでね、ナナ!」
...。
やっぱ、うぜー。
寝よう。
そう思い、再び顔を伏せた。


