「っといっても、規則は守れよー?授業は出る!悪いことは絶対にすんな。いいか?」
いきなり、殺気を含んだ視線を送ってきた。
盛り上がっていた生徒も震え上がっている。
まぁ、私はのぞくが。
「まぁ、程々に楽しめよー!!」
さっきとは打って変わり、ニカッと笑って見せた。
そんな神崎に再び周りは湧き上がった。
女子なんかメロメロになっている。
私は除くが。
顔が端麗で、人懐っこそうな笑顔をされたからだろう。
それに、クールそうなイメージがある。
ギャップ萌えっていうのもあるんだろう。
...私は知らないが。
「じゃあ、これで俺の話を終える。おっと、一つお知らせをしておく。今年も1年生から庶務を2名指名したいと思う。俺たちで決めるつもりだからそのつもりでな。恨みっこなしで頼む。そこの所よろしく。」
と、なんとも緩い挨拶をしてステージを降りた。
神崎葵...ねぇ。
どっかで聞いたことがあるなぁ。
────調べてみる価値あり...だな。
神崎の表は興味ない。
裏が知りたい。
私は、獲物を見つけた虎のようにニヤリと笑った。


