私はいつもどうりに学校に登校した。
いつもの日常。いつもの風景。

だったのに…。

私がいつもどうりに教室に入ると皆が私を睨んできた。
最初はただのみ間違いだと思ったの。
でも見間違いじゃなかった…
私はある親友の子といつも休み時間になると一緒にいたのただそれが間違いだとも知らずにね…
私の親友『S』とは最初出会ったのは中2の夏頃だった。
SNSでの諍いがはじまりだった。
『S』があげてたLINEのタイムラインに私の事らしき悪口が書かれてたのそれがきっかけだった。
でもね、きちんと話し合って分かったの間違いだったってね。
それが『S』との最初の出会い。
それから少しずつ仲良くなってお互いの家に泊まるようになって休み時間も一緒にずっと一緒にいるようになった。

その事からかな、あの恐怖の始まりわ……

毎朝バスに乗って登校する私は『S』の家までバス停から歩いて迎えに行って学校に登校してたの。
『S』の家に向かう途中にね同級生の子達とすれ違うの、そのすれ違いざまに小さな声ででも私には聞こえるくらいの大きさの声で「お前キモすぎ」そう耳元で囁かれたの。
私は歩いてた足をとっさに止めて振り向いた。
でも私の少し先の後ろには女の子が3、4人固まってクスクス笑ってた。怖かった。
この時はまだ空耳だと思ったの。
でもね違った。本当に違ったの。
『S』の家に着いて『S』と一緒に学校に向かう途中私達はいつも喋ったり手を繋いだりしていたんだけど…あっ、けしてレズとかじゃないんだけどねʬʬ
その登校中でもすれ違いざまに悪口をいっぱい言われたの。でも気にしてなかった。
だって『S』が居たから…
でも『S』と居られるのは教室に入るまで入ってしまったら私は一人だった。
この日もいつもどうりに教室に入ったの私はいつも後ろのドアから入るんだけどこの日から後ろのドアが私が入ろうとする時だけ鍵が閉められてたの。
鍵がしまってるのが分かったら前からはいろうとすんじゃん次は前の鍵を誰かが閉めるの。
結局チャイムのなるギリギリまでそれは続いてチャイムがなる瞬間に鍵を開けるの…
私が何も無かったかのように教室に入るとクラスの誰かが「だっさ。」とかクスクス笑う声とかがするの。
私は教室ではいつも一人だから一人で自由なことしてる時もあったでもね先生によっては注意する人だっていた。
でもその人のせいで私はクラスの男子に「授業を妨害しないでください」と言われた。苦しかった。
まぁこんな事が一週間くらい続いたのだから私は先生に相談したの。
「N」先生に。
N先生はすごく優しく相談に乗ってくれてたでも解決はしなかったいくら私が助けを求めても「琉茄も何か悪いことをしたんじゃないか」ってそう言われた。
この言葉だけはすごく苦しかった…悲しかった…
それでも私はずっとN先生に助けを求めたの。

でも何も変わらなかった…
逆に悪化していった…

これが私の中学2年の夏からの話。
私はN先生に助けを求めたにも関わらず何も変わらなかった。