そりゃ驚くだろう。



何せ、寸前まで動かなかったのだから。



それに、姫の敵とでも雰囲気的に受け取れる存在を庇ったのだから。



晃「なっ、受け止めたやと?」



えっ、そっち?



ま、良いか。



「スミマセン。僕は一切その件について聞かされていない為、状況的に最善の事をしたつもりです」



晃「くっ、確かにせや。頭に血ぃ上ってたわ」



と、私が拳を離すと、悔しそうに言った晃。



そして、



結弦「あっ、貴方達は」



と結弦が息を呑み、恵達の方に蒼空も含めて移動していく。



その間に録音を中止する。