さすがに23時回ると起きてられず、ソファに横になるとそのまま、寝てしまう美羽。


素足を促す美羽。


「まったく、本当無防備なんだけど」


こんな素足を促して、野郎のまえで寝るなよ。


俺は、美羽を抱きあげて幹部室を出る。

足で総長室のドアを蹴り破る。


「想ーーー美羽の嫌がる事すんなよ」



俺の背に話しかけたのは真で。


「分かってるよ」


俺は、前を向いたまま返事した。