想の威圧的な声が響く。



「美羽、俺今日お前に出会って守ってやるうちに好きになった。


想じゃなくて、俺にしろよ。美羽」


俺の言葉に赤くなる美羽と。



俺の言葉に、睨む想がいた。



対照的な二人。


「俺は、美羽が欲しい」


それは、誰にも言ったことがない言葉。


「おーい、何やってんの?」


「あっ、なんだ大丈夫じゃん」


空気の読めない二人が来た。


「舜、晴、おせーよ」


二人を睨む、真。