「………耳、舐められた」



素直なひよりが可愛くてだけど、嫉妬にかられて、長い黒髪を掬い耳に口付けた。


「んっ、舜……くん」


ひよりちゃんの可愛い声が、聞きたくて耳をペロリと舐めると、反り返る体。



「舜……くん」