「晴、ひよりちゃんは俺のだから手を出すなよ」


俺の、なんて恥ずかしいよ。


「えっ、まじで‼えー、狙ってたのに」


狙っ!!


「わりぃね、俺ら付き合ってるから」


そうニコニコ話す舜くんに照れる私。


「ひよりちゃん、今日泊まってかない?


離したくない」 

そんな真剣な顔で言うなんてずるい。


離れたくなくなるよ。