ーーーーーーーーガチャリ

えっ、ドアがなんでーー?


「いたー、美羽ッ。


美羽ーーーー」


「おい、テメー勝手に部屋にーーーッ!


美羽……………」


剣士を追いかける様に、入ってきた真の動きが止まる。


ベッドに、押し倒された美羽が、何も纏ってない姿で居たから…………


「「えっ…………やべー」」


バタバタ逃げてく二人に、私を見下ろす想くんの瞳が黒く光る。



「美羽、ちょっと待ってて。ちゃんと服着とけよ」


なんか、想くんの目真っ黒だった気がする。


私は白い布団に包まれ、枕に顔をうめる。


恥ずかしいよ。