えっ、私!?


皆の視線が私に向けられている。


「また、美羽かよ」

そう、呟いたのは真で。


真の言葉に頷く想がいた。


もう、誰も美羽を好きにならなくていいのに。


「もう、美羽はいいから他の奴守って。

手一杯なんで」


真が口を挟む。



お前が言うか、と言いたくなるのを抑える。