放課後いつも通り、美羽と倉庫へ向かうと見知った後ろ姿を見つけた。



銀髪の髪が風に揺れている。


「あっ、ウサギちゃん」


ウサギ!?私!?


「名前知らないし。ウサギの印象つえーし」


ウサギの印象!?


困惑してる私にフッ、と笑う狼少年。


「俺は、剣士。名前は?」


剣士くんって言うんだ。


「私、美羽だよ」