歪な光

どうしてだろう。
私が一人で行くあてがないとき、マドカは声をかけてくれて、家に泊まらせてくれた。






私が、瞬と出逢い居場所をもらった時に、マドカはろくでもない彼氏に監禁されてしまった。






もっと、私がちゃんと、マドカに寄り添ってあげてればよかったよ。







感情なんて、友情なんていらないと思っていたのに、失う間際でマドカの大切さを身に沁みた。






なんて私はバカなんだろう。







大切なものすら分からなかったなんて、結果がこんなのなんて、自分が滑稽で嫌になる。






「マドカの親は、マドカがジョージに拉致された事も気づかなかったんだよね。うちの親と一緒だわ」






私は母親を睨み、彼氏も睨んだ。






欠陥品と呼ばれ、出て行けと言われた。






「真白」






母親の目つきも厳しくなる。






「マドカは、あんたが追い出した私を受け入れてくれたんだ!私は大切な友人を失ったんだよ」






私は母親たちより先に、警察署を出て行った。






そんな私を追うように、母親たちも出てくる。