歪な光

他の警官も唖然としてる。





確かに、私もマドカも罪を犯しているかもしれない。






でも、そのお金の一部はこの男の遊ぶ金になっている。






身体を張っている間、この男は何もしなくたって金が入る。







「あんただって、私たちの稼いだお金の一部は自分の懐にいれてんじゃん」






私は、ついつい反論してしまう。






しかし、そのせいで私を捕らえている腕に力がこもる。





「うるせー、大人しくしてろ」





「オシロ…」





本当にどうしたらいいんだろう。
もがいたら、この針が私に触れてしまいそうだし、でも、何もしないわけにはいかない。






このままだと、何も進まない。





「中川、これ以上罪を重ねるな!」





瞬が言った言葉に、皆、瞬に注目した。
きっとこの中では一番新米の瞬が、犯人にそんなことを言うなんて、皆思わなかったんだろう。






視線は皆、瞬に向いた。それをみたマドカの目が光る。









その時だった…