歪な光

GPSで周辺までは来たものの、マンションらしき建物はなく、普通の繁華街だった。





「こんな繁華街でどこに住んでるんだ?」






マドカはジョージの家と言っていたが、この周辺で思い浮かぶ場所は、いつも援交のときに使う待ち合わせ場所。






地下にあるクラブだ。







ここなら、いつもふらついていたから、建物はだいたい知り尽くしていた。




このビルには、人が住むより経営にしか使われていない。






居酒屋など、娯楽を楽しむものが目白押しなんだ。







でも、ならどうしてマドカはジョージの家なんて嘘ついたんだろう。






「心配だよね、でも、頑張って見つけよう」







考え込む私の顔をみて、瞬は安心させるように声をかけてくれた。







「ありがとう。でも、もしかしたら、家じゃないかもしれない…」







瞬は驚いた顔で私を見つめる。
そして、その言葉を聞いていた警察官の人が皆私に注目する。





なんだか、一気に警察官に見られると、私が犯罪者のような気分になってしまう。