歪な光

すると、応えたのは知らない怖そうな警官だった。






「子供が何いってんだ?覚醒剤だぞ!危険な場所と分かっていて連れて行けるはずがないだろ」






怖い顔と迫力に負けそうになるが、怯んでなんていられない。






「じゃあいい!勝手に後ろついていく分には自由なんだから」






私の言葉に、その警察官は言い返す言葉を探していた。







そんな緊迫した中、瞬は拳を聞いた握ると怖そうな警察官と向き合った。






「僕が彼女を守ります。なので、大切な友達みたいですし、同席を許してくれませんか?」






助け舟を出してくれたのは瞬だった。
僕が守る.…






その言葉に私の胸が高鳴り、頬が熱くなる。





「森岡お前、危険な場所に高校生連れていけないだろ?」





宮城も、焦って瞬を説得しようとする。
しかし、瞬の決意も固かった。





「でも、真白ちゃんの友人であれば、見つかったとき、彼女の存在が心の支えであることは間違いありません。会いたいから、助けてほしいから、僕たち警察に連絡をさせてくれたんだと思います」





見知らぬマドカにも、寄り添える瞬は、やっぱり私にはヒーローに見えるよ。





「お願いします」





瞬は必死に頭を下げる。






怖い顔の警察官も、瞬の言葉に納得したらしく、一緒にいくことを許された。






私の護衛に瞬と石川がついていることが条件だが、瞬に守ってもらえるなら心強い。






待っててね、マドカ