歪な光

同じ頃。
私もマドカに昼休みにメールを打っていた。





[本文]
マドカ元気?最近会えてないし、今日空いてたら会わない?





なかなか、自分からメールする内容を考える事が苦手で、上手く言葉が浮かばない。





それでも、一応送信して見た。





すると、メールを送信した10秒後くらいに今度はマドカからの着信がきた。





「はい、マドカ?どうしたの?」






電話越しのマドカの声はまだ発しられていないが、すする声がした。





「マドカ、泣いてるの?大丈夫?」






一気に不安が押し寄せる。






「オシロ、ヤバイよ…。助けて…」





か細い声で、マドカのSOS私は一気に焦りを感じ始めた。






「マドカ今どこ?!」






「ジョージの家、もう、家に帰れてない…帰れない…」






ジョージに拉致されてるってこと?




彼氏とはいえ、やっぱりダメ男だ。





マドカは恐怖で震えたような声にも感じる。





でも、私はジョージの家を知らない。
助けたくとも、助けにいけないんだ。