歪な光

私も現実を受け入れよう。





これは、永遠の別れじゃないんだから、私は自分を大人に成長する為の期間なんだ。






でも…





「真白…」





私は笑顔を作っているのに、涙が勝手に頬を伝う。






分かってるでしょ、受け入れるしかないんだよ。私はまだ子供なんだから、一回瞬と離れなきゃいけないんだよ。






笑顔で終わりたいのに、泣いたら不細工になっちゃうよ。






こんな私の頭を瞬の胸で包んでくれる。





この瞬の香りもぬくもりも、今感じて覚えておかなきゃ。






「また会えるから、僕ももっと強くなれるように頑張るから」






「うん…」






私は瞬に包まれたまま、何度も頷いた。





私も強くなろう。




一人で生きていくんだ。