「あんたは、生きてるだけでもお母さんに感謝しなきゃいけないんじゃないの?勝手なことばかりして、あんたなんか二度と外で歩かなくていい」






母親はお酒の酔いのせいにして、暴言と暴力を振りかざす。





家出をした時よりも、その暴力は酷かった。





外へ出さないと決めた母親と彼氏は、私に容赦なく襲いかかり、傷を付けてはいけないところを気にしなくていいからだろう。




ご飯も、母親が部屋へ持ってくる握り飯だけだった。





瞬と過ごしていた時は、自分でも料理が出来るようになって、瞬も一緒にご飯を食べて、喜んでくれてたのに…





あの頃がなんだか、遠い昔の過去ように感じる。







このまま、私は餓死して死ぬの?





それとも、誤って母親たちに殺される?





どっちにしても、死ぬなら早くしてよ。




生き地獄は、どうして私に襲いかかるの?





私は生まれてくることすら、間違っていたの?