「全国トップまで、武器、薬、犯罪、権力を駆使して上り詰めた、異端派。構成員は、1000人を





超え、バックに芹沢組を着けている。芹沢組も芹沢組で、武器や薬を使い、警察も迂闊に手を出せないで




いる」




黒蝶は、目を見開いている。




優真「こ、と」




「!!」




何で、分かるの?




つい、私は奈々の手を、強く握ってしまった。




奈々「お前、馴れ馴れし過ぎるんじゃない?」




黒蝶「!?」




「奈々?」




正春、雅「な、な」




ドスの効いた、殺気溢れる声。