支えなくちゃ、私は笑ってどんと構えてなきゃ、いつものように、瀕死になっても(今は安静が必要なのに)家事をこなしていた私は、暑さに弱い事を考えても、あきらかに変わった。

いつものように寝込むでもなく、激しい痛みもとれ、歩行できるのに、ベッドとトイレの直線しか行動できず、私の精神という金魚鉢があるとしたら、一杯一杯で、溢れているようで、他は何も見れない。

この部屋でただ子供と過ごしている。

穏やかな時間と裏腹に子供と二人の精神はそれぞれに潰れてゆく。