すると、ちょうど近くの席から女の子同士の話が聞こえて… 「いいな!どっちから告白したの?」 「実は…彼からで…」 -ガタッ 思わず、立ち上がる私。 「それだ!!」 目を輝かしてる私とは反対に 「バカね」 梓は、飲み物が丁度終わったようで、机に置いた。 「これで、また直斗も、私のことを追いかけてくるはず!」 さっそく、ノートを取り出しては、作戦を書き始める。 梓が、 「この子、大丈夫かな…」 なんて言ってたことも知らず。