「な、な、何をっ………」 部屋の外での待機命令がとかれた後、 自室で執務をこなすガイ王子を見守り、 昼食をとり剣の稽古に励むガイ王子を見守り、 夕食をとるガイ王子を見守り。 1日をガイ王子を見て過ごした私は、 王子と同じタイミングで入浴を済ませ、再び彼の自室へと戻ってきた。 あとは、本当はメイドさんの役目である就寝の手伝いをするだけ。 ……なぜかこの役割に関しては、 私にしてほしいという王子の強い要望によるものだった。