いたわるようにそっとベッドの脇に座らせられる。 「ヘレン……俺の気持ちはお前には届いていなかったか?」 「王子の、気持ち?」 「確かに明確に言葉にしたことはなかったかもしれないが、態度では充分過ぎるほどに示してきたつもりだ。」 今なら、言ってくれる気がした。 王子の気持ちを、言葉で。 「言葉にしてくれなきゃ、分かりません。」 「……好きだ、ヘレン。」 「っ……」