意地悪王子の溺愛は甘すぎて危険です!







「……その様子だと、ついやってしまった、という感じだね。」



「失礼しました。淹れ直します。」



「いや、それでいいよ。ガイが帰ってくるまでに話を終わらせたいんだ。」



「……はい。」



ガイ王子が稽古に行ってからまだ30分ほどしか経っていない。



帰ってくるとしたら休憩が入る今から30分後か1時間後ぐらいだ。



「どうぞ。」



「ありがとう。それじゃあ、早速本題に入らせてもらうよ。」



「はい。」