昼食をとる様子が見られないし、 先程自室で昼食をとるかと確認した際もいらないとのこと。 「はぁ……終わった。」 「お疲れ様です、王子。」 忙しそうだとちょうど思っていた頃に終わり、 軽く内心驚きながらも、 グーっと伸びをする王子に労りの言葉をかける。 「ヘレン、少しこっちに。」 「はい。」