楓真「千華様をお守りするにあたって、千華様には草薙家でお世話をするのですよね?」
千羅「ああ、その通りだ。
草薙家は守護家の中でも最も強いからな。」
あぁー、めんどくせぇー。
楓真「それで千華様には、うちの高校へ転入して頂かねばなりません。
ちょうど、今は春休みですし、今の内に転入のお手続きをしてください。」
千華「皆さん、私と同じ高校2年生になるのですか?」
煌弥「楓真だけ、3年生ですよ。」
千華「わかりました。
よろしくお願いします。」
千羅「千華、もう草薙家へ行く準備は出来ているのだろ?」
千華「はい。」
千羅「じゃあすまんが、廉くん。今日からお世話になるよ。」
廉「……分かりました。」
めんどくせぇ。
本当に血華の力が出てくれれば良いけど、出なかったら守る意味ないし。
それから俺たちは、千華様を連れて俺の家へ向かった。



