千星「よかっ…た……。」


廉「千星!?」


千星は、気を失った。


奏萌「な、ナイスキャッチ!廉!!」


俺は、咄嗟に手を伸ばして千星の体を抱きしめた。


廉「早く、千星の傷治せ!!」


千華「……私が治すわ。」


煌弥「えっ!?」


契弥が手をかざすと千星の傷は消えていった。


翼「契弥さん……?」


千華「本当は、知ってたのよ。
自分が血華じゃないって。
だって、私には鬼守の力が現れ始めていたから。
あの後、修行して今はやっと傷を治せるぐらいよ。

みんなの怪我は私が治すから、勾乃さんはここにいる人にアレをやって。」


奏萌「わ、分かった!!」


契弥は、俺たち一人一人の怪我を治し始めた。