「こ、これってどこかに逃げた方がいいかな?」


「どこに逃げるんだよ。」



みんなが困惑してる。

そりゃそうだよな、いきなり鬼に出会っちまったんだし。


廉「みんな、動かないでほしい。」


動かれてもしそいつが襲われたら、俺たちはどうしようもない。


もうやるしかない。


廉「我が剣、天叢雲剣よ。我が手に宿れ!」


俺の手の中にずしりと……剣が宿った。


煌弥「……廉。そうだよな、今更逃げられねぇよな!

我が鉾、天逆鉾よ。我の力となれ!!」


翼「……我が鏡、八咫鏡よ。我が想いに答えよ!」


「な、なんだそれ?」


奏萌「大丈夫、思う存分やりなさい!!
後でみんなには、アレやっとくから!!」


廉「あぁ!!」


アレ頼むぜ!!


その瞬間ーーー