血華~私の華~



~~~千星side


廉くんに遊びに誘ってもらってすごく嬉しかった。

朝も早く起きてしまった。

服……どうしよう。


千星「……あれ、これってデートになるの?」


カァ~///


服やら髪型やらで気づくと家を出る時間だった。


廉「用意できたかー?」

千星「うん!!」


廉くん、下で待ってるんだ。
早く行かなきゃ!!


千星「あ!カメラ!!」

私はカメラを持つと急いで下へ降りた。


っ!?


そこに立ってる廉くんの姿に息を飲んだ。

白のロングTシャツに、デニムスキニー。
ロングTシャツの上からは、紺のシャツ。

普通の人が着たらなんてことないんだろうけど、廉くんは学校の王子様的存在。

すごくイケメンでスタイルがいい。

千星「カッコよすぎる……。」


私は一つ深呼吸をしてから彼に声をかけた。