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翔吾「みんな集まったな。さて、千星ちゃんに修行の細かい内容を教えないとな。」


血華の修行って何するんだろ?


翔吾「先に、これを渡しておくな。」


渡されたのは、一つの短刀。


千星「これは?」

翔吾「これは、鬼の牙で作られた短刀だ。それで傷つけたら、鬼守の力で治せるから、血華の力を使う時はそれを使うんだ。」

あぁ、確か鬼守の力は鬼から受けた傷しか治せないんだっけ?

だから、普通に転んだら治せない。


千星「わかりました。」


翔吾「匡は、鬼守だから君の修行には欠かせない存在だ。

千星ちゃんがこれからやる修行は、血を操る修行だから、血を出さなきゃいけない。その時、近くに鬼守がいて君の傷を治すんだ。」


千星「そういう事ですか。……匡さん、よろしくお願いします。」