千羅「アハハ、草薙家の次期当主は、イケメンだな。」

翔吾「アハハ……。」


千華「……何それ?私は血華じゃないの?

ねぇ、あなたが血華だって証明してみなさいよ!!」


今まで黙っていた契弥さんが口を開いた。


……というか、ごめんなさい。

契弥さんがいた事忘れてた。

ん、ちょっと待って。


千星「どうやって証明するの?」

千羅「あれ、千星もまだ血華の力が現れてないのか?」

千星「……現れるというか、血華の力を使おうとしたこと自体ないです。」

廉「そりゃそうだろ。最近まで知らなかったんだし。」


千羅「じゃあ、ちょっと試してみるか?」