血華~私の華~



廉「契弥、ここからは俺達だけでいいから。お前は、自分の部屋に行っておけ。」

千華「私も聞くわよ。」

廉「契弥。」


俺は、少しだけ圧をかけて言った。


千華「わかったわよ!」


契弥は、自分の部屋に向かった。


煌弥「なんで千華ちゃんには聞かせないわけ?」

廉「血華に関わる話かもしれない。今あいつに聞かせるのは、ちょっとな。」


もしこいつが血華なら、契弥は血華じゃないということになる。

あれだけプライドの高い女だ。

何をしでかすか分からない。