血華~私の華~



千星「っ……!?」


何が起きたのか、わからなかった。


廉「大丈夫か?」


草薙くんは、手を差し伸べてくれた。


千星「う、うん。」


私は、その手をとって立った。


千星「っ!!」


左足に痛みが走った。


廉「あぁ、怪我してんな。歩けるか?」

千星「う、うん、大丈夫。……あ、それより荷物は!?」



草薙くんは、荷物を持ってない!!