血華~私の華~



千星「っ!?」


廉「……大学卒業したら、俺と結婚してください。」


千星「れ、廉くん……グズッ」


廉「泣くなよ。」


千星「れ、廉くん…グズッ……私も、廉くんの傍に一生居たい!!」


廉「……あぁ、居てくれ。」


指輪は、花のモチーフだった。


廉「これさ、ひまわりのモチーフなんだ。
だから、どうしてもここで言いたかった。
千星、これペアリングだから。」


千星「え?」


廉くんはそう言うと、自分の着けているネックレスを見せた。


廉「さすがに指にするのは恥ずかしいからネックレスにしてるんだ。」


廉くんは、もう1度私を抱きしめて


廉「千星、愛してる。」


と言った。


千星「私も、愛してる。」


そして私たちはひまわりに囲まれながらキスをした。