廉「俺、千年前の草薙剣の持ち主と血華に会ったぜ。」


千星「千年前の……。」


千年前の血華、それは千さんだ。


廉「……千さんからの伝言。

“あなたは、あなたの守りたいものを守ればいい”だってさ。」


千星「っ!?」


千さんには分かってしまうんだね。


私の心の迷いが。


廉「あと、八岐大蛇を滅することができるとも聞いた。」


千星「……うん。八岐大蛇を滅する花があるらしいけど、まだ見つけられて無い。ごめんね。」


廉「お前が謝ることない。

二人で八岐大蛇を滅する花を見つけよう。」


千星「うん。」


私たちは惹かれるようにキスをした。