豊永『今日はお主に伝えたいことがあっての。

血華についてじゃ。』


廉「なんだよ。」


豊永『血華は、八岐大蛇を“封印”する力を持つことは分かっておるじゃろ?』


廉「当然だろ。」


豊永『じゃあ、八岐大蛇を“滅する”可能性があることもか?』


……八岐大蛇を滅する?


廉「封印じゃなくて滅する?
そんな話聞いたことねぇよ。」


豊永『わしも生きておった頃は知らんかった。ただ、代々血華はずっと八岐大蛇を滅する方法があると探しておったらしい。

けど、皆どうすれば良いのか分からず封印した。

頼む!!血華を滅してくれっ!!』


廉「はぁ!?そんな事言われてもどうやるんだよ?」