千星「へっ!?」


廉「二人で一緒に見ろって言われたから。」


千星「あ、あぁ、そうだね。」


千星は、二人の真ん中に教科書を置いた。


……まぁ、俺は机に突っ伏して寝るんだけど。


千星「ちょっと!寝たらくっつけた意味無いじゃん!!」


廉「だって、眠いし。」


千星「そんなのでどうしてあんな点数を取れるのか知りたいよ……。」


俺は授業中基本寝てるけど、学年5位までには入ってる秀才だ。


理数系科目で引っ張ってるだけだけど。




机に突っ伏しながら俺は、千星を見ていた。