授業が始まり5分、


いい感じで微睡みの中にいた。


?「……い、おい!!」


廉「あ?」


先生「お前、堂々と寝るなよ。ていうか、机の上何もないし。教科書は?」


廉「……寝るのに邪魔だ。」


先生「早く教科書とノート出せ!そんで寝るな!!」


千星「あの!廉くんの教科書、私が借りてて……。」


本当に真面目だな、千星は。


そういうこと言わなくていいのに。


先生「なんで?」


千星「私が忘れちゃって……。」


廉「俺寝るし、いらないから。」


先生「……二人で一緒に見とけ。」


二人で一緒にねぇ……。


廉「いいこと言うじゃん。」


俺は千星の机に自分の机をくっつけた。