煌弥「学校でなんかあったら、俺か翼に言ってくださいね。
たぶん楓真以外は同じクラスなはずだから、気軽に声掛けてください。

廉は……やめといた方がいいですよ。」

千華「えぇ、そのつもりよ。」

そりゃ、よかった。

翼「あ、あの!学校ではなんと呼べばいいですか?」

楓真「あぁ、学校で千華様なんて呼ぶと、浮きますね。」

千華「そうね……なんでもいいわ。」

翼「じゃあ、僕は契弥さんって呼びますね!!」

煌弥「じゃ、俺は千華ちゃんって呼ぼっ!!」

楓真「……馴れ馴れしすぎるだろ。」


俺は、そんな馬鹿話を3歩後ろから眺めていた。


廉「ふわぁーぁ……。」