着いたのは保健室ではなくて、あまり使われていない空き教室。 廉「……思う存分泣いていいから。 無理に前を向こうとしなくていい。」 私は廉くんの腕の中で哀哭した。 廉「確かにいつまでも金城の死を悲しむわけにはいかねぇけど、たまには大きな声出して泣いてもいいんだ。 そん時は、また俺を呼べよ。」 千星「ズッズッ……うん!……ック…ンッアー!!」