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次の日、学校に行くと芽衣ちゃんがいなかった。
莉奈「……芽衣ちゃんもういないんだよね。」
彩羽「うん、寂しいね。」
芽衣ちゃんは、よく一緒に昼食を食べていた。
いつも芽衣ちゃんがいろんな話してくれて、私たちの昼食は、芽衣ちゃんの明るい声が響いていた。
莉奈「千星ちゃん……?」
千星「へ?」
ポロッ……
気づくと涙が溢れていた。
千星「あれ?……な、なんで……グズッ……。」
昨日、思う存分泣いたのに。
もう泣いちゃいけないのに。
前向いて前に進み続けないといけないのに。
泣くなと自分に言い聞かせるたび溢れる涙。
千星「……グズッ……ック…グズッ…」
廉「千星、保健室行くぞ。」
廉くんが手をひいてくれた。
いつも廉くんは手を引いてくれる。
その手は冷たいけど、暖かい。



