血華~私の華~




廉「まだねぇだろ。
お前、まだ血華じゃないんだし。」

千華「なっ!?」

楓真「おい!?」

煌弥「あぁー、廉怒らせちゃった。」

千華「前にも言った通り今は出てないだけよ!
私が血華なのは、間違いないのよ!!」

廉「……じゃあ、早く力解放しろよ。
力もねぇ奴を守る義務も道理もねぇから。」

翔吾「廉、いい加減にしろ。」

廉「……はぁ。」


俺は、いつもより早く煌弥たちと一緒に家を出た。