……好きな人。

っ!?

千星「い、いません!!」


?「いないなら……「いい加減にしろよ。」」


声のした方に振り向くと、そこにいたのは……廉くんだった。


廉「しつこいぜ、お前。」

?「は?草薙には関係ないだろ?」


なんか険悪なムード?


?「ねぇ、お試しで付き合ってみよーよ!!」


千星「あの、どうして……わたしなんですか?」

?「だって可愛いから。」


それって外見しか見てないよね?

君は、私の何をしってるんだろう。


廉「どうせ外見だろ?
お前はこいつの何を知ってるんだよ。」


っ!?


廉くんの言葉は、私の心の中にあった言葉だった。


?「これから中身知ってけば……「ごめんなさい。私はよく知らない人とは付き合えません!!」」


?「は?何だよ。……ちょっと可愛「だからお前に千星の何が分かるんだってーの。」」


っ!?


廉くんは私が聞きたくない言葉を消してくれた。

廉「行くぞ、千星。」


私は、廉くんに腕を引かれ、その場を去った。