気がつくと私は、アリスの衣装を着ていた。


芽衣「千星ちゃん、可愛すぎでしょ。
あ、ちなみに当日は髪の毛もメイクもするからねっ!!」


もう断れないよね……。


?「そろそろ、男子も用意できたんじゃない?」


芽衣「あ、そうだね!!」


……男子も用意?


芽衣「男子ー、オッケー?」


煌弥「おう!!そっちは?」


芽衣「こっちもオッケー!!じゃあ、入ってー!!」


翼「う、うん。廉くん行くよっ!」


ぞろぞろと入って来た男子が!!

私ははずかしくて咄嗟に契弥さんの後ろに隠れた。


すると……


|)彡 サッ


契弥さんは、素早い身のこなしで退いた。


千星「あっ!!……え?」


私は、何が何だか分からなかった。


千星「どうして廉くんそんな格好してるの?」