「おはようございます。」


聞き慣れない、低い声。


「あら~おはよう。もしかして、和翔くん?」


「はい、和翔です。お久しぶりですね。」


「久しぶり、祐香ちゃんも和翔くんも大人っぽくなったわね。」


「ん?もしかして、祐香?」


それは、7年ぶりの和翔くんだった。