「ん。」 私が降りるより前に降りて、ドアを開けてくれる彼。 いや、いや、いや。 「あのさ、」 「…?」 「何か、悪いものでも食べた?」 彼が、彼ではない気がしてきた。 「な訳無いだろ。」 「じゃ、酔ってる?」 「いや、シラフ。」