車の中では、そんなに話という話はしなかった。 「そこ、右…。」 「ん。」 道案内をしたぐらい。 「あ、ここ。」 「ああ、ここね。」 「…朝から、ありがとう。」 てか、彼は朝が大の苦手なはずだ。 もしかして、朝帰り…いや、そんなわけないか。